本物のディベートとは?
こんにちは。
ヒューマン話し方教室の太田登です。雨が降ってもおかしくないほどの曇り空です。でも涼しいですので、お休みの方はルンルン気分で傘を持ってお出かけするのもいいでしょう!
さて、今日のブログですが「ディベート」についてです。
昨日はビジネス特訓集中講座が新橋会場にて開催されました。ビジネス特訓は通常3〜5名位です。昨日は三名の受講生と三名のトレーナーで行われました。
ナレーションまで行うボイストレーニング、見た目と内容の両方にフォーカスするプレゼンテーション、正しいスピーチの姿勢や礼儀作法、たっぷり時間をとってのフィードバック、などなど盛り沢山のプログラムが進行していきます。
朝の10時から始まり夕方4時までの集中講座です。休む暇などありません。
そして午後のある時間を費やしてディベートも行いました。昨日は受講生3名の異なる出身地へ首都移転計画が持ち上がったというテーマでディベートを行いました。
最初はトレーナーが司会進行として加わり、朝まで生テレビの田原総一朗氏のように次々と受講生の意見を引き出していきます。
受講生も自分の故郷ということで、自然な愛着や思い入れがあるのでヒートアップしてきます。そしてもう進行役が不要と判断されるタイミングでトレーナーが席を外します。
さて、突然ですが皆さんは本物のディベートを行ったことがありますか?ある方もない方もディベートとはいったい何なのか?というところを考えてみて下さい。
多くの方が、ディベートとは自分の意見を主張し、相手の意見に打ち勝つ!というイメージを持っています。相手の意見の弱点をつき自分の優位性をアピールする。
残念ながら、ディベートにこんな感覚を持っている方はディベートに長けているとは言えません。
ディベートに向き合うとき最も重要な心持ちがあります。
それは、思いやりです。
自分とは違う意見を持つ相手を尊重し思いやりを持って相手を受け入れてあげる。
そして同じディベートの場の全員を仲間として受け入れつつ、仲間であっても異なる意見が出るからこそ、その違う幾つかの意見に共通項が見つかれば、それが全員にとって最高の答えになる!というゴールを意識しながら行うのが本物のディベートです。
あくまでも心持ちの話ではあります。ですので、共通項が見つからずに誰かの意見が全部採用されるという場合もあります。ただしこれは一つの結果にすぎません。
共通項がないか?を真剣に模索するからこそ議論はヒートアップします。しかし全員の心の中に、仲間同士の共通の「益」を見つけようという親密な関係があるかないか?
これがディベートをする上で最重要です。
ただ自分の意見に執着し自分勝手に意見表明し、相手の揚げ足を取ろうとする姿勢での討議は、ただの喧嘩です。生産性は全くありません。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
【担当:太田 登】
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