13 1月

フィードバックとは

こんにちは。
今日は雪がチラつきましたね。

ヒューマン話し方教室では、フィードバックという言葉をよく使います。

ところで、「フィードバック」とはどのような意味でしょう?

もともとは、軍事用語として使われており、
「砲弾の着弾点が目標(狙ったところ)からどのくらいずれているかを射手に伝える」という意味のようです。

着弾点が狙ったところからずれていれば、敵への攻撃に失敗し、あるいは、味方を誤射してしまいます。
ですから、目標からどのくらいずれているのか、射手に対して事実を正確に伝える必要があります。

フィードバックでは、客観的な事実をそのまま伝えることが大切です。
感情を伝えるのではありません。

この感情とは、単なる肯定や否定であったり、感情を表す言葉であったりします。
・はい、うん、よかったですね!・・・・
・えー、残念です・・・
・頑張りましょう・・・

上記では、何が良かったのか、何を頑張ればいいのか、さっぱり分かりません。

感情を表す言葉は沢山あります。
・嬉しい
・楽しい
・満足だ
・爽快です
・寂しい
・虚しい
・青ざめる
・震える
・憂う
・心細い
・鳥肌が立つ
・恐ろしい
・気遣い
・恥ずかしい
・好き
・愛する
・恋する
・懐かしむ
・欲する
・思いやりある
・尊敬する
・心が痛む
・惨め
・悩む
・だれる
・がっかり
・後ろめたい
・緊張する
・萎縮する
・強張る
・慌てる
・ぼんやりする
などです。感情を表す言葉は、「~~~が伝わる」、「~~~な感情」というように使われることが多いです。

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ヒューマン話し方教室で事実をお伝えするときは、
・声が籠っているので、口をもっと大きく開けてください。。。。。
・声が飛んでないので、一点を目掛けて声を集中させてください。。。。
・声が出ていないので、喉の力を抜いてください。。。
・視線が泳いでいるので、一点をじっと見つめてください。。。。。
・姿勢がふらついているので、足を肩幅に開いて安定してください。。。。。
といったフィードバックをします。

そして、フィードバックには、ポジティブなフィードバックとネガティブなフィードバックがあります。

ポジティブなフィードバックでは、「すばらしいお話しでした(^^)」など、レッスンへの意欲を高めます。

一方で、ネガティブなフィードバックでは、「ここが違いますよ。こうしてください」など、情報を提供して、どの部分で努力すべきかを伝え、どうすれば向上できるかについてアドバイスします。

受講者が本当に望んでいるのは、ネガティブなフィードバックと思われますが、そればかりでは、気持ちが落ち込んでしまいかねないので、1つ誉めたら3つのアドバイスをしています。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
【担当:石井】
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ヒューマン話し方教室
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