18 11月

慣れた名詞を再認識する話し方

こんにちは。
ヒューマン話し方教室の太田登です。昨日は暖かい一日、今朝も暖かいですね。これも温暖化のせいなのでしょうか?

温暖化という言葉が使われるようになってから、かれこれ20年くらい経つようです。

この温暖化のように、固有名詞として定着する言葉の中でも、よく考えてみると違和感を感じるものもあります。

温暖化の意味を文字通り理解しようとすると、だんだん温もりが増し暖かくなっていくと捉えられますね。あまり危機感のようなものは伝わってきません。

ただし地球全体の気候にとってはとても深刻なものです。ここ十数年の間でも、日本には前はいなかった熱帯の毒蜘蛛が生息をし始めたり、南国にしかなかった病気が出始めたりしています。

むしろ灼熱化という言葉の方が合っているのではないでしょうか?

話は少し飛びますが、ある言葉を当然のように使っている人々とそうでない人々の間に違和感がある場合もあります。

例えばある私鉄で、急行、準急、準特急、特別快速などがあるとします。というか実際にあります。いったいどれが一番速いねん?(笑)

駅員さんや毎日使う利用者は当然のごとく違いがわかります。ここで問題となるのは駅員さんの案内の仕方です。

アナウンスを1つするにあたっても、このアナウンスを聞いている人の中に初めてこの私鉄に乗る人がいるかも知れないという想像力を使うことが求められます。

よくその業界の中では当たり前に使われるいわゆる業界用語を、その業界の外の日常会話で平気で使う人がおられます。

これは思いやりのない話し方と言わざるをえません。またプロフェッショナルと言う観点から見ても配慮に欠ける話し方です。

固有名詞は日々当たり前に使うものだからこそ気をつけなければいけない点を多く含んでいます。

もちろん良い面もあります。例えばトークジムと言うオリジナルの言葉です。字面を見ただけで、スポーツジムのように少しずつ力を付けていくのだなと言う雰囲気が伝わります。

街を見渡してみましょう。とても上手につけられた固有名詞と、そうでない固有名詞が溢れています。

そんなところに心の目を向けてみましょう。観察眼を研ぎ澄ますトレーニングにもなります。

名詞にフォーカスすると、話し方と言う観点においても良いセルフトレーニングに繋がり、スピーチにおいての単語の引き出しが増えていきますよ。

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最後までお読みいただきましてありがとうございます。
【担当:太田 登】
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