09 2月

話しが盛り上がる「フィードバックの5段階」

昨日、相手が本当の気持ちを話してくれる
「受動的な聞き上手のステップ」
についてお話しさせていただきました。

しかしこの方法だけだと

・相手からの言葉が返ってこないので、もの足りない。
・相手が本当に理解しているのかどうかが分からない。
・相手はどう思っているのかが分からない。
・互いに親密に理解しあえている感じがない。

という”副作用”があります。

そこで本日は次に続く
「能動的な聞き上手のステップ」
に関してお話しさせていただきます。

まず

(1)相手の話を繰り返す

私:太田さん、どういうお仕事されてるんですか?

太田さん:ホームページデザイナーをしています。

私:ホームページデザイナーをしているんですね。

いまお話しいただいたことそのまま繰り返すだけです。

(2)相手の話を要約する
(3)感情のフィードバック

私:お客様と接して困ることは何ですか?

太田さん:お客さまの窓口担当の方と
実際に使う現場の意見が違って
戸惑うことが多いんです。

私:実際の現場の悩み別なところにあるんですね
その戸惑いを太田さんに訴えられても困りますね
「それくらい社内で調整しろよ」と思いますね

相手が、いままさに困っている状況を、
あなた自身の言葉でフィードバックします・

そうすると

太田さん「そうなんですよ!困ってしまうんです」
と、「この人は私の悩みを理解してくれた」

と、ぐっと気持ちが近づいてきます。

相手の気持ちを感じるには、
言葉だけでなく、声の調子、
表情、しぐさも大切です。

人は防御的な気持ちになると、
次のような反応を示すことがあります。

・ハッと驚き、非難がましい目つきになる。
・悲しい顔の表情。
・こちらの目を見ない。
・口をとがらす。
・別の意見を言う。
・声が大きくなる。
・目をふせる。
・笑う。
・泣く。
・黙ってしまう。

ここで、いち早く相手の感情を把握して
「そりゃ、相手も自分勝手ですよね」
「○○に困ってるんですね」

と「感情のフィードバック」をしてみてください。

さて昨日の受動的な聞き方と本日の能動的な聞き方を整理し
「フィードバックの5段階」としました。

(1)うなづく
(2)あいづち
(3)くりかえす
(4)要約する
(5)感情のフィードバック

さっそく、活用してみてください。

さて、本日の写真です。

先日、通りがかりの本屋に入ったら
入り口付近の棚にサイズ違いの雑誌が数種類並んでました。

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あとで聞いたら大きいのが老眼用というよりも
小さいのがバックに入るサイズなんだそうです。

もう数年前からあるのだそうですが、
まったく気がつきませんでした。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
【担当:藤原】
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