こんにちは。
皆さん今日も笑顔でいきましょう！ヒューマン話し方教室、太田登です(*^^*)

昨夜は新橋会場にてトークジムが開催されました。19名の参加がありました。体験の方は6名でした。

受講生が多いと二つのメリットがあります。

まず一つ目は、聴衆が多いわけですので、スピーチやプレゼンの本番に近いシチュエーションで話が出来ますし、同時に本番さながらの緊張感も味わって頂けます。

沢山の人前での練習というのは、自分が望んでもなかなか出来ることではありません。友人に頼んで回っても、まあ実現は無理ですよね。ですからとても貴重なことなのです。

極度の上がり症の方もご安心下さい。トークジムは失敗できる場です。失敗しちゃったって何も恥ずかしいことはありません。

次に、色々な方のスピーチを聞くことが出来ますので、自分とは違う文章構成や立ち居振る舞い、目線の配り方など、他者の話し方を観察することにより、様々な気付きを得られる、という利点もあります。

人の話をたくさん聴ける。しかもライブで！！！

このライブでという点がミソなのです。今はYouTubeなどで検索すれば、素晴らしいプレゼンテーションは何時でも無料で視聴できます。ただし、これは補填的な学習にしかなりません。

何故ならば、画面の中のプレゼンターは、会場の聴衆と「スピーチという道具」で言葉の遣り取りをしているからです。YouTubeの視聴者のことまでは意識していません。

ですので、ネットで沢山のスピーチを視聴しても、話し手の発する言葉の意味や、カメラで捉えられる範囲の表情などに注意を向けることは可能でも、それ以上の領域である相手の心に入っていくような感覚は味わうことは不可能です。

実は、スピーチの醍醐味はこの「話し手と聞き手の心の遣り取り」にあるんです。

よく「話し上手は聞き上手」と言いますよね。これは、話し手の言葉の意味を理論的に正確に聞く、という表面的なこと以上にもっと重要な事実が隠されています。

一人対一人の会話の時の聞き役もそうですし、あなたが数百の聴衆のいるスピーチでの聞き役のときも同じです。

要は、貴方は相手の話を上手く引き出す可能性を持つリスナーなのです。その可能性をどう活かすのか？良いリスナーと良いスピーカーの相乗効果、いやそれ以上に、良い聞き手は話し手からより良いスピーチを引き出せるのです。

今までの結婚式のスピーチなどを思い起こして下さい。

良いスピーチは、お相手やその他聴衆との心のキャッチボールになっていませんでしたか？

悪いスピーチは、ただ話しっぱなし、聞き手も全く聞こうという態度ではなかったのではありませんか？

受講生が多いトークジムでは、話す回数は少なくなりますが、人の話を多く聞き、かつ、「聞く」という行動によって会場の雰囲気を良くする練習も出来るのです。聞き手はただの受動的な役割ではないんですね。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。【担当：太田 登】
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