話力チェックに来られる悩みに多いのが
「大勢の前で話すのが苦手、声が震える」

でも、そうおっしゃる方とお話ししてても
私とは、笑顔でハキハキとお話し
されている方が多いんですね。

こういう悩みは、
ご自身が悩んでいるだけで、
周囲には悩みに伝わっていないことが多いです。

なら、気にしなければ良いのでは？
「きにしない」ための方法、ご参考になれば。

まず、なぜ声が震えるか。

極度に緊張し
体に余計な力が入ったり、頭が真っ白になったり
そして声にも余計な力が入ることで「震え」が生じます。

そして、その震えがさらに緊張を呼び、
足も手も震えてきます。

いぜん、
「スポーツするときには準備運動しますよね、
準備運動しないでスポーツを始めると、
動きがギコチなくなりますよね」

とお話しさせていただきました。

声だって一緒です。

スピーチの緊張の場で、
とつぜん声をだそうとするから震えるんです。

それなりの準備運動をし、
顔の筋肉をほぐすことで緊張をほぐします。

そのあとで、
いつもよりキーを高めの大きな声で挨拶をします。
このあたりは、先日の
「プレゼンで緊張しない方法」
をご覧下さい。

出した声が落ち着いていたら、
あとは自信を取り戻して乗り切りましょう。

そのためのステップ、今日は
＜深呼吸をする＞

緊張で声が出づらくなったり震えたりした時は
通常時と比べ呼吸が浅くなっています。

激しいスポーツをすると
頭がぼんやりとした経験をした事がありませんか？

これは運動により呼吸が浅くなり
脳に送られる酸素が不足する為に起こる現象です。

あがり症の方は緊張してしまうと
激しい運動をしてするわけでもなく
これに似た症状を引き起こします。

大勢の人前で頭が真っ白になり
何を喋っていいのかわからなくなったり、
緊張により無意識に呼吸が荒くなったりするのは
酸素が不足しているからなのです。

呼吸が浅くなる事で身体に異常を感じとり
さらに緊張を高めてしまうのです。

こういった状態にならないようにするに
呼吸を整えるトレーニングを普段から行います。

呼吸を整える事ができるようになると
心や精神状態を安定させる事ができるのです。

呼吸のトレーニングは仕事中でも、
電車で移動中でもできるので
意識するようにしてみましょう。

本日の写真は

ずいぶん窮屈な席ですこと。

京急・横須賀中央駅の近くの喫茶店でみかけました。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
【担当：藤原】
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ヒューマン話し方教室
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【事務局: 吉岡】

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