19 11月

原稿なしでも響くスピーチこそ感動を!

こんにちは。
ヒューマン話し方教室の太田登です。週も後半の秋晴れの木曜日、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

さて今日はアドリブで話すと言うテーマになります。

少し前の話になりますが、赤塚不二夫さんと言う大漫画家が亡くなられたことを覚えておられますか?

「天才バカボン」を代表作とする少し変わった漫画家でいらっしゃいました。人生は全てギャグである、と言っておられました。

あの「笑っていいとも」のタモリさんが赤塚不二夫氏は自分の笑いの師匠である、と常々言っていた偉人です。

そのタモリさんが赤塚氏の葬儀にてお別れの言葉を述べられました。いわゆる弔辞です。

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タモリさんは手に持った原稿に目を落とし時々遺影を見上げつつおよそ7分半、赤塚氏への感謝の気持ちなど想いの丈をお別れの言葉として述べられました。

お別れの会に参加されている全員もマスコミも、タモリさんが事前に用意された原稿の内容に深く感銘を受けました。

しかし後日談としてわかったことですが、タモリさんが手に持っていたものは白紙だったのです。何も書いていなかったのです。

よくスピーチは聞いている方々へのプレゼントです、と言います。スピーチが行われる会場には、話し手と聞き手の気分やその日の心の持ち様により、その刹那にしかない空気が流れています。

主にビジネスシーンにて、情報を正確に要領よくお伝えするプレゼンテーションでは事前の原稿作りも重要視されます。

しかしながら、心から湧き出る言葉をありのままに話す形のスピーチでは、事前の原稿が邪魔になる場合もあるのです。

タモリさんは、その刹那の心の状態を、その刹那の雰囲気に見合った形で言葉にされたのだと思います。まさに究極の心のスピーチです。

ヒューマン話し方教室のトークジムでは、このような原稿なしの状態でも瞬発的に話ができるようになるトレーニングをも日々行っています。

皆さんもタモリさんほどではなくても、原稿なしで素晴らしいスピーチが出来るよう、ヒューマン話し方教室で学んでみませんか?

追記:タモリさんの弔辞全文は簡単に検索出来ます。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
【担当:太田 登】
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