こんにちは。
ヒューマン話し方教室の太田登です。面接でもプレゼンでも、満面の笑みに勝る好印象なし！今日もニコニコいきましょうね。

皆さん、ご自分が話をするときの癖って認識されていますか？

受講生を見ていてよく目につくのは、緊張して話をする時の三点セット、「え〜」「あの〜」「ん〜」です。言葉が出てくるまでの無言を埋めるための意味のない唸りですね。これらは、好印象を薄めてしまう悪い癖の一つです。

あと、職場での円卓会議の時やディベートのときのように、複数人が集まって話をしてるときの、行動面での癖と言うのもあります。

例えば男性であれば剃り残したヒゲを、女性であれば前髪を、手で無意識にいじるというのがあります。

ひどい場合には、そのヒゲを手で抜く男性、前髪を数本束にして顎の方まで伸ばす女性、そんな異様な光景を見たこともあります。

ここで気をつけなければいけないのは、男性同士の間ではあまり気にならないことが、女性にとっては、もう生理的に無理！という超が付く悪影響を与えてしまう行動があるということです。

先程の手でアゴのヒゲを抜く、という行動が実はその一例です。

せっかく会議で良い発言をしたとしても、この悪影響を与える癖を出してしまうと、もう全てが無に帰してしまいます。残念！

しかも怖いのは、ヒゲを手で抜くという男性同士では許容できる範囲の行動なのに、女性にとっては信じられない位、礼節に反した不潔な行為に見えるらしいのです。

私は男性ですから、例を挙げる事はできませんが、この逆の行為もきっとあるのでしょうね。

女性同士ではあまり気にならなくても、男性にとってはもう、信じられないくらい受け入れがたい行動、これを女性が男性もいる会議の場でしてしまうと上記の例と同じ結果になってしまいます。

癖というのは本人が気づいていないからこそ癖であり、だからこそそれが一番怖いのですね。

トークジムのテーマレッスンの中に、スピーチをする際の立ち居振る舞いを学ぶ実習があります。

この実習では、席を立ち壇上へ上がり、スピーチを始める前の挨拶と礼を行うまでの短い時間も大切であることを学びます。話を始める前に最大限の好印象を与えよう！という目的があります。

このように、ヒューマンでは、まるでカナリヤが鳴くような美しいアナウンサーの声を真似ることを目的とするのではなく、癖など無意識下、いわば心の中にある問題点さえも、話し方の最も重要なファクターの一つとして重要視しています。

私もトレーナーデビューをする前の一受講生だった頃、いくつかの話し方教室の体験レッスンを受けた経験があります。すべての場所で、うわべだけ綺麗に見える話の技術だけを教えていました。

今嬉しいことに、ヒューマンでは受講生が増え続けています。これは受講生とのインタビューで感じるのですが、皆さんがヒューマンを選んでくれる大きな理由は、やはり心の部分を大切にしている、という点に行き着くのだと感じます。

今日のテーマ、話をするときの癖
、これも心に根ざした問題なので治すのは大変ですが、これからもトレーナーとして扱って行きたいと思います。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。【担当：太田 登】
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