褒めることから始まるコミュニケーション
こんにちは。
ヒューマン話し方教室の太田登です。いま日課の散歩を終えました。午前4時50分、梅雨前の爽やかな朝の空気がとても気持ちがいい!
今日は「褒める」と言う事について書いてみます。
皆さん、日常的に誰かを褒めていますか?または褒められていますか?
●今日の夕御飯もおいしかったよ
●この報告書はとても素晴らしい
●細かい所まで掃除されているね
●今の発言は我が社にとって重要
●ヘアスタイルがとても素敵です
●ナイス!クール!グッドジョブ
それこそいろんな言葉が溢れてきます。あなたと関わりのある方々には素敵なところが一杯あるのです。
よく相手のどんなところを褒めていいのか分からない、と言う受講生がいます。この言葉には、相手に褒めるべきところがない、というニュアンスも若干は含まれているのでしょう。
言い切ってしまいますが、これは相手に褒める点が無いのではなく、あなたに足りないものがあるのです。三つの物が欠如しているのです。それは、、、
相手への興味
観察力と洞察力
気づいたことの表現力
まずは人に興味を持たないと、言い換えると「この人と関わりたい」と言う気持ちを持たないと、相手の良い所は見えてきません。
次に、相手の外見と内面との両方を瞬時に観察して、素晴らしいところ、輝いているところを見つける能力、すなわち観察力と洞察力も必要となってきます。
そして相手の良いところが見つかったとしましょう。でも、それを言葉にしなければ相手には伝わりません。ここで、心で感じたことを言葉としてアウトプットする表現力が求められます。
褒めるということは、最低でもこの3つのステップを踏むことになります。でも少し学術的すぎて大仰に聞こえますね。もっと噛み砕きましょう(^_^)
同僚や友人や家族に心を開いて接すると、自然とお相手の良いところが見えてきます。良いところが見えたら、それを伝えたいな!と思います。それを感じたままに素直に伝えます。
この流れが褒めるということです。お世辞とかテクニックが介入する事はありません。
褒めることにより、コミニュケーションが一気に深まったりスムーズになったりします。
当然ですが、人は褒められると嬉しいものです。お世辞だって言われるとちょっとは嬉しいですよね。それがお世辞ではなかったらどんなに嬉しいことでしょう!
素直に褒めることが出来る人は好かれます。なぜならば、褒めることは難しいと皆が分かっているので、尊敬されるんです。
もっと単純に言いますね。誰もが褒められると気持ちがいいので、褒め上手な人は認められるのです。
是非この褒めるということを、今日からやってみてください。三日間だけでいいです。頑張ってみて下さい。
三日が経つとあら不思議!
頑張らなくても自然に褒めることが出来るあなたになっています。そして褒め上手なあなたは、周りの方々から益々好かれるようになっていきますよ(^O^)/
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
【担当:太田 登】
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