話しのネタ「あなたも占い師になれる」
なかなか話題を作れないと話力チェックで相談を受けます。
そんなあなたに、すぐにでも人気者になれる方法を伝授しましょう。
ずばり「必ずあたる占いを覚える」です。
「いやいや、占いなんて難しいでしょっ!」
じゃぁ、その前に「ぜったいに当たる天気予報」をお話ししましょうか。
「今日は雨が降る天気ではない」
これ!これ!
雨が降ったら
「今日は雨が降る、天気ではないって言ったでしょ!」
と返します。
雨が降らなかったら
「今日は、雨が降る天気ではないって言ったでしょ!」
と返します。
これからご紹介する「占い」も、まぁ、こんな類です。
たとえばインターネット上の占いサイトで、いくつかの質問に応えた結果に
> あなたは、人前ではすごく明るく振る舞われていますが
> 実は内面的に深い孤独を抱えてたりはしませんか?
なんて指摘されると「あ、その通りだ!」と思うことはありませんか?
要するに、誰にでも当てはまりそうな事柄を、あたかもその本人だけに当てはまるような指摘をしてみせる話法。
これが占い師の常套テクニックの一つ「バーナム効果」なんです。
アメリカの心理学者ポール・ミールが、興行師フィニアス・テイラー・バーナムの「誰にでも当てはまる要点というものがある」という言葉に因んで名付けたのだそうです。(ウィキペディアより)
占いや血液型による性格診断などで「私は◎◎だから(血液型がA型だから)几帳面」など、「だれにでも該当するような曖昧で一般的な性格に関する説明」を集めて、いくつかの質問をさせて、タイミングよく提供すると、まさに自分のことだと思いこんでしまいます。
試しに手元の雑誌の星座占いコーナーをバラバラにして、それっぽいいくつかの質問をしてから適当に渡してみてください。
「あ、当たってる」と驚かれるかもしれませんよ。
(雑誌の占いコーナーは占いと縁のないライターが書いてる事が多いとか)
この「バーナム効果」
ふだんも使えます。
「今日どうしたの、何か顔色が悪いよ」
ネガティブに言おうものなら、仮に相手が元気だとしても、相手にネガティブな出来事を思い出させてしまう効果があると言います。
逆に、元気良さげには見えない相手でも、
「今日どうしたの、何かオーラを感じるよ、何かいいことあった?」と声を掛ければ、相手に何もなくても、大概、相手は笑顔を見せるでしょう。
さらに詳しく突っ込みたい方は「バーナム効果」でググってみてください。
ちなみに、今回のバーナム効果を取り上げたことは、私が世の中のすべての占いを否定するということではありませんので、念のため(汗)
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
【担当:藤原】
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