14 8月

nekoneko物語〜ネコと私の奮闘記〜

うちのnekoちゃんは

針金でひとり遊びするのが大好き

わざと取りにくい所に飛ばして、障害を越えてnekoキャッチ!

という遊びをする。

すると飛ばしすぎて冷蔵庫の下に針金が・・

頑張って取ろうとしてるけどnekoの手ではなかなか届かない

「もう仕方ないな、デュッセルは」

携帯のライトで冷蔵庫の下を照らして、何とか取ろうと試みるわたし
冷蔵庫の下に手を入れる

「ニャーオ(待て、俺がやる)」

目の前にドーンと現れるデュッセル

「デュー邪魔、どいて」
「ニャー(いや、俺がやる)」
「もう~っ!じゃあ私は反対側から取るきね」

左側からライトを当て、冷蔵庫の下に手を入れるわたし

「ニャーオ(待て、俺がやる)」

ドーンと現れるデュッセル

「え、邪魔」
「ニャー(俺がやる)」
「も~!しょーがないねあんたはww」

今度は右側に回り、ライトを当てるわたし

「ニャーオ(待て、俺がやる)」
「いいから!あんたは反対側から取りんしゃいww」
「ニャー(いやだ、俺に任せろ)」
「じゃあやってみぃ!ほら」

静観するわたし

「ニャー(まあ見てろ)」

手を伸ばすデュッセル

「ニャーニャー(うんしょ、うんしょ)」

最近爪が伸び放題で、引っかかれると血が出るくらい尖ったデュッセルのそれが

冷蔵庫に引っかった。

「ニャァアアアアーーーーー(引っかかった!!ニャンダこれ!?取ってー!!!)」
「落ち着きぃデュッセル、引っ張らんと!」
「ニャアアアアアアア(取ってー!!!)」
「ほらじっとして!」

取れた。
今まで聞いたことがないnekoパニック声でこっちがびっくりした( ゚Д゚)

ライトを照らし、針金の救出を再度始めるわたし

「も~~ネコの手も借りたいぐらいなのに」
「ニャーオ(待て、俺がやる)」
「はぁ!?お前やないき!懲りんねあんたはw」
「ニャー(任せろ)」
「どんな顔して現れた!??取れんやろ、向こう行きぃ」
「ニャーァ!」
「ニャーァじゃないと!さっきひっかかったやろ?」

携帯の上にドカッと座り、冷蔵庫の下に手を伸ばすデュッセル
もはやでっぷりした体で光を覆って闇にしてる
ライト関係ないw

「し、尻が・・!!(笑)」

デューの尻が光っとるww
携帯の光力・・!

「デュー、あんたケツ光っちょーばいww」

爆笑するわたしwww

さて。
深刻な時ほど笑いあり、と言ったところだろうか。
さんざん笑ったところで、冷静に物事を客観視してみた(`・ω・´)

デューの短い手では物理的に取れない。
わたしの手でも狭くて取れそうにない・・

そうだ!段ボールを隙間に入れて取ろう!

小さくちぎった段ボールを持ってきて、光を移動するわたし
またⅮ→も移動してきたw

「ニャーオ(待て、俺がやる)」
「あんたは反対側やりよきぃ!」
「ニャー(いや、俺がやる)」
「どきんしゃい」
「ニャンニャン(やだやだ)」

Ⅾ→がnekoパンチしてきた!
「こんにゃろ・・(°д°)」
私も戦闘態勢でネコパンチ返し!

「ニャンニャン(やだやだ)」
「やだじゃないでしょ、あんたさっき手挟まったやろーも!ww」
「ニャンニャニャー(それはそれ、これはこれ)」
「ふざけんなよお前ww」
「ニャーー!!」

nekoパンチ連打!
ネコパンチ返し!

「こんにゃろ!こんにゃろ!」
「ニャンニャン!ニャンニャン!(ここは一歩も通さん!)」
「あんた、実績作ってから出直してきぃ!」
「ニャンニャン!(今がそのとき!)」
「ニャンニャンじゃないと!」

nekoパンチ連打連打連打!
ネコパンチ返し!返し!返し!!

そして急に悟ったわたし

・・・キリねーなこれ(`・ω・´)キリッ

「デュったんどいて」

Ⅾ→を持ち上げ向こうにやった隙に素早く段ボールを冷蔵庫の下に

「よいしょ、よいしょ!・・あ」

やりすぎて針金が見えなくなった。
どうやら奥の方に行ったらしい。。

「・・・・・(`・ω・´)」

急に悟ったわたし

・・・冷蔵庫、持ち上げるか(`・ω・´)キリッ

冷蔵庫の上に乗ってるトースターをどかし、
レンジをどかし、
邪魔なⅮ→もどかし、

「ふんぬ!!!」

火事場の馬鹿力で少しズレた冷蔵庫

その下からは、ずっと目で追っていた針金が・・!
針金を手に取って投げるわたし

「ほれ」
「ニャーオ!(針金ちゃん💛)」

すぐさま飛びつくデュッセル

「ニャンニャン!(会いたかったよ針金ちゃん💛)」
「・・・よかったね・・」

冷蔵庫を戻し、
レンジを戻し、
トースターを戻す、

「はぁ、疲れた」
「ニャンニャン!(見よ、この華麗なる針金の舞を・・!)」

「あ・・」

冷蔵庫の下に入る針金

「お~ま~~え~~なぁ~~~~(怒)」

「ニャン・・」