nekoneko物語〜ネコと私の奮闘記〜
うちのnekoちゃんは
針金でひとり遊びするのが大好き
わざと取りにくい所に飛ばして、障害を越えてnekoキャッチ!
という遊びをする。
すると飛ばしすぎて冷蔵庫の下に針金が・・
頑張って取ろうとしてるけどnekoの手ではなかなか届かない
「もう仕方ないな、デュッセルは」
携帯のライトで冷蔵庫の下を照らして、何とか取ろうと試みるわたし
冷蔵庫の下に手を入れる
「ニャーオ(待て、俺がやる)」
目の前にドーンと現れるデュッセル
「デュー邪魔、どいて」
「ニャー(いや、俺がやる)」
「もう~っ!じゃあ私は反対側から取るきね」
左側からライトを当て、冷蔵庫の下に手を入れるわたし
「ニャーオ(待て、俺がやる)」
ドーンと現れるデュッセル
「え、邪魔」
「ニャー(俺がやる)」
「も~!しょーがないねあんたはww」
今度は右側に回り、ライトを当てるわたし
「ニャーオ(待て、俺がやる)」
「いいから!あんたは反対側から取りんしゃいww」
「ニャー(いやだ、俺に任せろ)」
「じゃあやってみぃ!ほら」
静観するわたし
「ニャー(まあ見てろ)」
手を伸ばすデュッセル
「ニャーニャー(うんしょ、うんしょ)」
最近爪が伸び放題で、引っかかれると血が出るくらい尖ったデュッセルのそれが
冷蔵庫に引っかった。
「ニャァアアアアーーーーー(引っかかった!!ニャンダこれ!?取ってー!!!)」
「落ち着きぃデュッセル、引っ張らんと!」
「ニャアアアアアアア(取ってー!!!)」
「ほらじっとして!」
取れた。
今まで聞いたことがないnekoパニック声でこっちがびっくりした( ゚Д゚)
ライトを照らし、針金の救出を再度始めるわたし
「も~~ネコの手も借りたいぐらいなのに」
「ニャーオ(待て、俺がやる)」
「はぁ!?お前やないき!懲りんねあんたはw」
「ニャー(任せろ)」
「どんな顔して現れた!??取れんやろ、向こう行きぃ」
「ニャーァ!」
「ニャーァじゃないと!さっきひっかかったやろ?」
携帯の上にドカッと座り、冷蔵庫の下に手を伸ばすデュッセル
もはやでっぷりした体で光を覆って闇にしてる
ライト関係ないw
「し、尻が・・!!(笑)」
デューの尻が光っとるww
携帯の光力・・!
「デュー、あんたケツ光っちょーばいww」
爆笑するわたしwww
さて。
深刻な時ほど笑いあり、と言ったところだろうか。
さんざん笑ったところで、冷静に物事を客観視してみた(`・ω・´)
デューの短い手では物理的に取れない。
わたしの手でも狭くて取れそうにない・・
そうだ!段ボールを隙間に入れて取ろう!
小さくちぎった段ボールを持ってきて、光を移動するわたし
またⅮ→も移動してきたw
「ニャーオ(待て、俺がやる)」
「あんたは反対側やりよきぃ!」
「ニャー(いや、俺がやる)」
「どきんしゃい」
「ニャンニャン(やだやだ)」
Ⅾ→がnekoパンチしてきた!
「こんにゃろ・・(°д°)」
私も戦闘態勢でネコパンチ返し!
「ニャンニャン(やだやだ)」
「やだじゃないでしょ、あんたさっき手挟まったやろーも!ww」
「ニャンニャニャー(それはそれ、これはこれ)」
「ふざけんなよお前ww」
「ニャーー!!」
nekoパンチ連打!
ネコパンチ返し!
「こんにゃろ!こんにゃろ!」
「ニャンニャン!ニャンニャン!(ここは一歩も通さん!)」
「あんた、実績作ってから出直してきぃ!」
「ニャンニャン!(今がそのとき!)」
「ニャンニャンじゃないと!」
nekoパンチ連打連打連打!
ネコパンチ返し!返し!返し!!
そして急に悟ったわたし
・・・キリねーなこれ(`・ω・´)キリッ
「デュったんどいて」
Ⅾ→を持ち上げ向こうにやった隙に素早く段ボールを冷蔵庫の下に
「よいしょ、よいしょ!・・あ」
やりすぎて針金が見えなくなった。
どうやら奥の方に行ったらしい。。
「・・・・・(`・ω・´)」
急に悟ったわたし
・・・冷蔵庫、持ち上げるか(`・ω・´)キリッ
冷蔵庫の上に乗ってるトースターをどかし、
レンジをどかし、
邪魔なⅮ→もどかし、
「ふんぬ!!!」
火事場の馬鹿力で少しズレた冷蔵庫
その下からは、ずっと目で追っていた針金が・・!
針金を手に取って投げるわたし
「ほれ」
「ニャーオ!(針金ちゃん💛)」
すぐさま飛びつくデュッセル
「ニャンニャン!(会いたかったよ針金ちゃん💛)」
「・・・よかったね・・」
冷蔵庫を戻し、
レンジを戻し、
トースターを戻す、
「はぁ、疲れた」
「ニャンニャン!(見よ、この華麗なる針金の舞を・・!)」
「あ・・」
冷蔵庫の下に入る針金
「お~ま~~え~~なぁ~~~~(怒)」
「ニャン・・」