18 8月

準備をしないからこそ良いスピーチになる!?

こんにちは。
ヒューマン話し方教室の太田登です。今週は少し暑さが和らぐようですね。昨日は秋の気配が漂っていました。季節の変わり目に心機一転して何かに挑戦するのもいいかもしれませんね。

昨日は朝7時30分より新橋会場にて早朝のトークジム、呼称「朝トレ」が開催され、私が進行をいたしました。

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4名の受講生と1名の体験の方が参加されました。体験の方がそのまま入学されたことは大変にうれしかったです。ありがとうございました。

昨日はこんなテーマでスピーチをしていただきました。

⚫︎お盆休みのエピソード
⚫︎自分はこれで勝負しています
⚫︎ポジティブ自己紹介
⚫︎自分の中で余分なもの
⚫︎フリーテーマ

ヒューマン話し方教室では、事前にスピーチのテーマをお教えすることはありません。ですが昨日の朝トレの五名のように、考える時間がなくてもしっかりとスピーチを行うことができるのです。

事前にテーマを発表してしまうと、各受講生の生活パターンにより、準備時間に差が出てしまうことも1つの理由ではあります。

しかしながらそれ以上に大きな理由があります。

それは、いくら準備をしたからといって素晴らしいスピーチになるとは限らないからです。むしろその場で瞬発的に創作するスピーチの方が優れていることが多いのです。毎回のトークジムのように。

それはなぜでしょうか?

準備時間がたっぷりとあると、文章構成に時間をかけられます。そして、盛り込む内容と盛り込まない内容を熟慮しスピーチが完成されます。後はその完成したものをどのように披露するか?という点に焦点が当てられます。

ここまで準備ができてしまうと、「アウトプット」の練習だけになってしまいますよね。

実は、スピーチにおいて一番重要なのは、アウトプットする前までの段階なのです。

自分の中にあるものだけで勝負をする。これがあなたにしかできないオリジナルのスピーチです。そして数分しかない時間の中で構築されるストーリー創作力が貴方の現状を表すオリジナルの力なのです。

ありのままの貴方、これをお相手に披露することがスピーチの一つの意味だと私は思います。

貴方がまだ持っていない部分を、いくら飾り立ててもそれはハリボテのトラに過ぎません。いわば偽りの部分で勝負をしていることになってしまいす。

会社のプレゼンなどでは、自分が今持っていない能力の部分を準備段階で補填し強化するということも必要ではありますが、相手の心に響くスピーチは、仕事でのプレゼンテーションとは意味が違うのです。

準備をしたらもっと上手く話せるのになぁ!という気持ちをあえて捨て去ることも、心に響くスピーチを行えるようになる練習になるのです。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
【担当:太田 登】
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