こんにちは。
ヒューマン話し方教室の太田登です。今から出社ですが、窓からは眩しい位の光が射しています。何だかワクワクしてきます。

今日は、AKBについてブログを書きます。

AKBがこんなに永きにわたって人気を保っている一つの理由を自分なりに考えてみました。

それは直接のコミニュケーションができるアイドル、ということでは無いでしょうか？

AKBには、握手会というものがあります。自分の好きなメンバー、いわゆる「推しメン」のブースの列に並び、自分の番になれば、その推しメンと二人になって話ができるのです。

CDについてくるとか、会場で買うとかで券を入手し、券一枚に対して10秒とか決まっているみたいです。より多く話をしたいファンは、その券を何枚もゲットするということです(^_^)

AKBには「神対応」と「塩対応」と言うのがあります。「神対応」は最上級の対応（コミュニケーション）をしてくれるメンバー、「塩対応」はその逆です。無愛想でつっけんどんな対応のことをいいます。

神対応を極めているメンバーは、前回に握手会に来てくれたファンを覚えていて、凄いのは前にした会話の内容やファンの名前•趣味までも把握！ファンは何千人もいるのに。

握手をしながら、近距離で目をしっかりと見つめ、ファンの良いところを褒めて褒めて褒めたおします。これが、お世辞ではないのですね。そのファン一人ずつが持つ人としての優れた点を瞬時に探し出すんです。もうこれは洞察力の極み！！！

AKBのファンは身銭を切った数十秒に命をかけますから、メンバーに対して厳しい目を持っています。ですので、お世辞なんてすぐにバレてしまいます。

まさに真剣勝負の場です。

これをお読みになっている現役受講生は、「あ〜、トークジムのあの実習とおんなじだ！」と気づいたことでしょう(^_^)

そうです。なんとなく流すだけのコミニュケーションは意味がないんです。人と人が相対するとき、そこは心と心がぶつかり合う最前線であるべきなのです。

もちろん実社会で生きているわけですから、話し方を上達させ、会社の上司に認められたり、プライベートの仲間に受け入れられたい、と言う希望（もっと言うと打算）だってあることでしょう。

それでも今の時代、本物のコミニュケーションが求められています。AKBのメンバーはそれを実証しています。

彼女たちも、AKB総選挙で上位にいきたい！という熱望をモべーションに変えて、日々学業とアイドル活動を両立させています。

そして彼女達は、ファンと同じ地面に立って、同じ目線で接しています。自分は高嶺の花でファンとは何千単位の塊である、という概念を完全に排除しています。これがAKBの人気の一つであり凄さです。

今日の結論！どこかに打算が入り込んでいるモチベーションのもとで話し方を勉強する、これもアリです。

ただし私が声を大にして言いたいのは、皆さんもAKBのメンバーも、人と人とが接するその刹那は、その打算などが入りこむ余地はなく、心と心の繋がりというライブのステージで真剣勝負をしているということを忘れないで下さい。

そのライブのステージで輝く人だけが、人との関わり合いの中で認められる、または受け入れられる人になれます。

追記:
実は塩対応を極めている超人気のメンバーもいます。こちらは次の機会に（笑）

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
【担当：太田 登】
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