こんにちは。
ヒューマン話し方教室の太田登です。今日は本格的な雨ですね。さて、この雨をどうプラスに捉えましょう？恵みの雨、安らぎの雨、静けさの雨？（笑）

突然ですが、グラフィックレコーディングを知っていますか？

世の中には色々な会議があります。そして会議で何が議決されたか？どんな意見が出たのか？、これらを記録した議事録というものが作られますよね。

会議とか議事録と聞くだけで、 何だかもう、うんざりとしてしまいます。なぜでしょう？

それは会議の内容も議事録の内容も、はっきり言って「超つまらないから」です！！！

この超つまらないものを、超楽しいものに変えている会社があります。

DeNA（ディーエヌエー）です。ご存知のように横浜DeNAベイスターズの所有会社です。

まず、誰がどんなに下らないアイデアを言ってもダメ出しを食うことがありません。アイディアである限り何でもオーケーなんです。

そして、誰がどんなアイデアを出したか？誰と誰が同じ方向性の意見か？全体の結論としてはどのような方向性に行くのか？または会議の中での雑談までもを記録していく人がいます。

その記録方法は「絵」です。
グラフィックです。

例えば、会議の議題が売上アップとしましょう。Ａさんがベイスターズの観客動員アップというアイデアを出せば、Ａさんのイラストが描かれ、球場の絵が描かれます。

次にＢさんが、子供向けに風船を配るアイデアを出せば、Ｂさんのイラストと風船を貰ってニコニコ顏の子供達の絵が、先程の球場の絵の中に描き加えられます。

このように、絵がドンドンと完成していきます。登場人物も増えていきます。アイディアの絵も増えていきます。似ているアイディアの絵は線で結ばれ、拍手が多かったアイディアの絵は、キラキラした星に囲まれたりします。

これが、グラフィックレコーディングです。情報伝達の新たな方法です。

文字で埋め尽くされている議事録を後で読み返しても、その時の記憶が蘇って来ないことはよくありますよね。でも絵で見ると違うんです。瞬間的にその会議全体のことが脳裏に浮かび上がってきます。

ヒューマンのビジネス集中特訓講座においても情報伝達のプログラムがあります。またGoogleで行われている会議を模擬的に行ったりもします。本来の会議は楽しいコミニュケーションであるべきなんです。

会議で交わされる発言を話し方という観点で捉えると、やはり発想力とか表現力が豊かな方が全体にとってもイイですし、記録する方法も楽しく発想され表現された「絵」の方が効果的である、と考えたDeNAのお話でした。

次のビジネス集中特訓講座に取り入れてみたいと考えています。

PS
私は、DeNAベイスターズの池田社長に会ったことがあります。30代のとっても素敵な方です(^O^)／

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
【担当：太田 登】
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