こんにちは、当教室の話し方トレーナーをしています太田です。

そもそも「あがり症」って一体何なのか？を考えるシリーズの第二回目です。

前回も書きましたが、心理療法的な観点ではありません。あくまでも話し方トレーナーとして「あがり症」を考えます。

受講生の方々を見ていると「あがり症」には大別していくつかのタイプがあり、その一つ目は第一回目に書いた「自意識過剰」タイプです。

今回のタイプはズバリ「過去のトラウマ型」です。

例えばあなたが、会社の大切なプレゼンであがってしまった、親族全員大集合の場で醜態を晒してしまった、一世一代のプロポーズで振られてしまった、営業先のお得意様からダメ出しを喰らった、などなど枚挙にいとまがありません。

上の例で、あなたはどんなトラウマを抱える宿命になったのでしょう？聞き手から白い目で見られたっていう事でしょうか？あがり症でダメなやつだ！と烙印を押されてしまった事でしょうか？

はい、それもあります。でもそれは外部的要因、言わばあなたにコントロール出来ない他者の考えです。その相手の態度もトラウマの大きな要因ではありますが。

でも実は、もっともっと大きなトラウマをあなたは抱えてしまったのです。

それは、自分はあがり症である、と気付きを得たその後に、「あがり症の克服」から目をそらしてしまった事です。また同じような状況になる前に、自分と向き合って戦うことをせず、逃げてしまった事なのです。

これが一番大きなトラウマだと思います。

トラウマ型タイプのあがり症の克服には、残念ながら特効薬はありません。でも100%必ず克服出来る方法はあります。

それはサンスウです。算数ではなく三数です。場数、立ち数、話数。なぁんだ、そんなことか、と思われるかも知れません。しかし日常生活の中で、これを実践できますか？優しくあなたを導いてくれる方はいますか？

あなたを知らない人ばかりの場所で、何回も人の前に立ち話をし、第三者の目を通したフィードバックを定期的に受ける。これが、トラウマ型あがり症の克服への唯一の道だと思います。

あがり症に悩み、夜も眠れないあなた。ぜひ話力チェックを受けてみて下さい。トークジムの体験レッスンに参加してみて下さい。ある瞬間、あがらなくなった！と何かが降りてくる「その時」を予感できると思いますよ(^O^)／

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
【担当：太田】
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ヒューマン話し方教室
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