17 7月

私、スピーチをしました

こんにちは。
ヒューマン話し方教室の太田登です。朝の5時50分です。どうやら横浜は雨は止んでいるようです。台風の進路に近い方々は充分にお気をつけ下さい!関東地方の皆様も通勤やお出掛けには細心の注意でどうぞ!

時々、受講生の方から「トレーナーのスピーチも見てみたい」と聞かれることがあります。

春と秋に開催される文化祭などではトレーナーが僭越ながらスピーチをすることもあります。

また私の場合、ヒューマンとは関係のない場所でスピーチを行う時もあります。

先日参加したある会合で、スピーチを行いました。声の調子や身振り手振りはお伝えできないのですが、内容をここに紹介させていただきます。

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状況としては、経営者の集まる勉強会でした。経営論ではなくて人間論を語る会合です。行く前は、自分がスピーチをすることになるとは全く予期していませんでした。

会合の途中で突然進行の方が「では太田さん、人生について5分以上話してください」と言われ話し始めました。

皆さんの人生はどの瞬間に始まりましたでしょうか?、、、はい、生まれ落ちた瞬間ですね。お母さんの体の中で、暖かく絶対的な安心感に包まれていたところから、急に外に引きずり出されたところ、それが皆さんの人生の始まりです。

赤ちゃんだった皆さんは大声で泣き始めます。絶対的な安息から、ギザギザした空気、ザワザワとした人の気配、体中に襲いかかってくる重力、苦しくて辛くて仕方がありません。苦しさと闘い続けて行かなければならないのです。

話を急に変えます。あなたの戦いが終わるときは何時ですか? はい死んでしまう瞬間ですね。では、死んだ後は平和と安息が待っているのでしょうか?それとも戦い続けるのでしょうか?、、、多分ですが絶対的な安息に包まれた無の世界、もう戦う必要は無いのだと思います。

と、言う事は、生まれ落ちてから死ぬまで、ずっと戦い続けること、これが人生なのではないでしょうか?

と言う事は、、、すみません私のスピーチは「と言う事は」が多いのです。と言う事は、皆さん同じようにずっと戦い続けているのですね。この瞬間だってそうなのです!全員が戦っています。

皆さん、この戦いを放棄して、もう死んじゃった方がいいや!と思う方いらっしゃいますか?、、、う〜ん、やっぱりいらっしゃいませんよね。

と言う事は(笑)、皆さん戦うことが好きなんです。人生を戦うことが好きなんです。

周りを少し見渡してみましょう。とても成功していると思われている人、そうではない人がいらっしゃいますよね。でもこの2人は同じように人生を戦っているんです!ではこの2人の差は一体何なんでしょうか?

私は差は殆どないのだと思います!だって赤ちゃんの時の戦いのスタートも、いつか襲ってくるかもしれない大地震のときの戦いも、同じようにこの2人に訪れます。

では、人生という巨大な戦いを生き抜いている共通した2人の差はどこでしょう?なぜ一人は成功者で、もう一人は違うのでしょう?

それは何かをするときの、戦っているときの、プラス数分が分かれ目だと思います。

仕事からクタクタになって帰ってきたときに、たった10分でもいいから何かプラスになることを行うか?、そのままベットに飛び込むのか?、またはダイエットで同じように20分間走っている時に、あと5分だけ多く走ろうと思うのか?、時間が来たからもう終わり!と思うのか?、、、この辺りが大きな分かれ目なんではないでしょうか?

せっかく皆さん、人生を戦っているんです。どんな方にも人生は辛く苦しいんです。そしてどんな方も、その辛い人生が好きなんです。だったら後プラス数分だけ余計に戦ってみませんか?

その毎日のプラス数分という意識が、あなたの人生を根底から変えることになるかもしれません!

ご静聴、有り難うございました。

こんなスピーチを先日行いました。ヒューマン話し方教室で、人間を磨く実習をされている方にも、何か響くかもしれないと思い、僭越ですがご紹介させていただきました。

また、トークジムのプログラムの一つである瞬発力スピーチの実習に真剣に取り組んでいれば、急にお話し下さい!と振られら時も楽しく話ができるようになりますよ(^O^)/

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
【担当:太田 登】
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